東京・浅草橋で無形文化財の技術を、親子三代にわたって継承する人形師。 その老舗の姿、そして想いとは?

初代・原米洲が完成させた木目込み人形の崇高な美意識、二世・原孝洲が創り上げた気品、三世・原裕子が求める伝統に現代感覚を融合させた洗練。明治四十四年(1911年)創業以来百余年、お節句のお祝いに華やぎを添える人形美の世界をお届けしております。三世代にわたる人形づくりへの想いを、「知る」「学ぶ」「飾る」「買う」「ふれる」の5つの視点からご紹介いたします。